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腰痛の原因は実はたくさんあるのです その①

2018-09-04 [記事URL]

こんにちは、レリーフ整骨院の佐々木です。
今回は多くの日本人が悩まされている腰痛の原因についてお話します。

厚生労働省の発表によれば、腰痛を持つ人は全国で2770万人もいるそうです。
さらに、そのうち85%の人びとが原因不明で、何度もぶり返す腰痛に悩まされているようです。

腰痛の主な原因
腰痛の原因となりうる障害や病気は非常に数多く存在しますが、大きく4種類に分けることができます。
「1.腰の骨や筋肉といった組織の損傷」「2.神経障害」「3.ストレスや鬱などの心理的な要因」「4.内臓の病気」のそれぞれについて、具体的にどういった病気や障害があるのか、症状や原因の概要と共に一覧表示します。

今回は「1.腰の骨や筋肉といった組織の損傷」「2.神経障害」についてです。

原因1.「骨や筋肉の障害

腰の中心には腰椎(腰部の背骨)があり、固い骨「椎骨」と、軟らかい軟骨「椎間板」が折り重なってできています。骨同士は椎間関節という関節で連結されており、積み重なった骨が崩れないように腰椎の周囲は靭帯や筋肉によって支えられています。
こうした腰の組織が、様々な要因によって刺激を受けたり、損傷したりすると腰痛が発生します。

痛みの特徴
•特定の姿勢や動作をした時に痛みやすい
(立ち上がる時、前かがみ時、上体を反らせた時など)

•特定の姿勢をとった時や、動かず安静にしている時に痛みが和らぐ傾向がある

痛みの主な原因
1.筋肉や靭帯の疲労・損傷
   o 腰の筋肉が疲労して筋肉痛のような痛みが起こる
   o 筋肉や靭帯が疲労で弱った状態で一度に大きな負荷がかかると、捻挫のような急な痛みが起こる
2.骨や椎間板の劣化・変形
   o 長年の腰への負担や老化によって椎間板がつぶれたり、変形した骨が周囲の組織を刺激して痛む
   o 骨や椎間板が変形した結果、椎間関節がゆがんで関節痛のような痛みが起こる
3.細菌感染や腫瘍
   o 骨が細菌感染して化膿したり、腫瘍によって圧迫されて痛む

1-1.筋肉や靭帯の疲労・損傷によるもの
◆筋・筋膜性腰痛(筋性腰痛症)
腰まわりの筋肉疲労による痛み(筋肉痛・挫傷・捻挫・肉離れなど)
【主な症状・特徴】
•腰あるいは腰から背中にかけての痛み
•前かがみになった時に腰が痛むことが多い
•腰の疲れ、張り、コリやだるさ、重苦しさなどの違和感・不快感

◆ぎっくり腰(急性腰痛症)
【主な症状・特徴】
•重いものを持ち上げたり、勢いよく立ち上がったり振り返ったり、ちょっとした動作をした瞬間に突然腰に激しい痛みが走り動けなくなる
→ 動かずに安静にしていれば痛みが和らいでくる
【主な原因】
•腰の筋肉、靭帯、関節などの組織が損傷して起こることが多い。椎間板ヘルニア、骨粗しょう症、脊髄腫瘍、尿路結石などの病気で起こることもある。ストレスが関係しているケースもある
•腰の疲れがたまっていたり、歳をとって体が老化していると、腰を支える力が弱まっているため、ちょっとした動きでも組織が損傷して発症しやすくなる

◆腰痛症
レントゲンなどの画像をみても腰まわりの組織に異常がなく、明らかな原因を特定できない腰痛の総称
【主な症状・特徴】
•腰にしつこく続く”鈍い痛み”がある。腰がこる、だるい、重い、疲れる
•腰痛があるのに診察を受けても何の異常もみられない
【主な原因】
•腰の筋肉や靭帯の疲労(筋・筋膜性腰痛)、腰のケガ(捻挫や打撲)、ストレス(心因性腰痛症)など

1-2.骨や椎間板の劣化・変形によるもの
◆椎間板症
椎間板が押しつぶされたり亀裂が入った状態。病状が進行すると椎間板ヘルニアになる
【主な症状・特徴】
•腰に痛みや重さ、だるさを感じる
•前かがみになった時に特に腰が痛む
【主な原因】
•腰を使い続けたり、一度に大きな負荷をかけたり、歳をとることなどによる「椎間板の老化」

◆(腰椎)椎間板ヘルニア
椎間板が押しつぶされ、中にあるゼリー状の物質(髄核)が外に飛び出した状態
【主な症状・特徴】
•腰の急な激痛(急性型)、鈍い腰痛がしつこく続く(慢性型)
•足やお尻のしびれ
•前かがみになると痛みやしびれが強まる
•20~50歳代の男性、特に働き盛りの20~30代によく見られる。10代の若者や60代以降の高齢者は少ない
【主な原因】
•加齢や腰への負担の蓄積などによる「椎間板の老化」

◆(腰部)脊柱管狭窄症
背骨の内側の神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫される障害
【主な症状・特徴】
•足の痛みやしびれ。一度に長い距離を歩けない(間欠跛行)
•腰を後ろに反らすと痛みやしびれが増し、前かがみになると楽になる
•50歳以上の高齢者、若いころから腰痛持ちの人、腰のケガや病気を繰り返している人などによく見られる
【主な原因】
•加齢・病気・ケガなどによって腰椎の骨や靭帯が変形し、脊柱管を圧迫

◆腰椎分離症・すべり症
椎骨を支える椎間関節が骨折して分離したり、分離したことで椎骨が前方にずれる障害
【主な症状・特徴】
•腰が疲れる、だるい、重い、鈍い痛みを感じる
•腰を後ろに反らせた時や、長時間立ち続けたり、激しいスポーツや重労働をした時に痛みが強まる
•スポーツをする20歳以下の成長期の若者、特に10~14歳の子どもに多く見られる
【主な原因】
•椎間関節の骨折。若者の場合は激しい運動が原因で、中年層の場合は組織の老化が原因で骨折する

◆変形性腰椎症(変形性脊椎症)
腰部の背骨(腰椎)が加齢などで変形したもの
【主な症状・特徴】
•腰がだるい、重い、鈍い痛みを感じる
•腰を後ろに反らせた時や、動作の始まりや疲れた時に痛みが強まる
•入浴中は症状がとても和らぐ
•加齢にともなう老化現象であるため、40歳以降の高齢者に多く発症する
【主な原因】
•加齢や長年の腰への負担によって骨が変形し、神経などの周辺組織を刺激する

◆変形性股関節症
股関節の骨や軟骨がすり減ったり変形したりして痛みを引き起こす病気
【主な症状・特徴】
•股関節、腰、お尻、太もも、ひざなどの痛みや違和感。ひどくなると安静時でも痛む
•股関節の動きが悪く、曲げ伸ばししづらい。痛みで足を引きって歩く
•30歳代後半~50歳代の中年層に多い(特に女性)
【主な原因】
•股関節の病気やケガ。若い頃に股関節の異常や病気を経験し、大人になってから後遺症として発症するケースが多い

◆脊椎側弯症(脊柱側弯症)
通背骨(脊椎)が左右に歪んて曲がってしまう病気
【主な症状・特徴】
•腰や背中の痛み
•背中を後ろから見た時に、背骨が左右に曲がっていたり、左右の肩・背中・腰の高さが違う
【主な原因】
•姿勢の悪さ、筋肉の発育不良、肥満、椎間板ヘルニアなどの病気など。原因不明のものは成長期の子どもに多い(特に10代の女子や肥満児)

◆骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
骨の密度が減り、骨の内部がスカスカになってもろくなる病気
【主な症状・特徴】
•腰や背中に長くしつこく続く痛みがある
•ちょっとした衝撃で骨折する
•以前より背中や腰が丸まってきた(曲がってきた)
•閉経後の50歳以上の女性に圧倒的に多く、高齢になるほど発症しやすい。妊娠中や授乳期の女性にも見られることもある。男性は殆ど発症しない
【主な原因】
•加齢、カルシウム不足、運動不足、痩せすぎ、飲酒・喫煙、ストレスなど。特に月経が終わった更年期(50歳前後)以降の女性は骨量が大きく減少する

◆強直性脊椎炎
背骨や骨盤の関節組織が何らかの原因で骨に変わり、骨同士がくっついてしまう病気
【主な症状・特徴】
•腰や背中が重たく感じたり、固くこわばって動かしにくい。または筋肉痛のような痛みがある
•症例の少ない珍しい病気。患者の大半が10~20代の若者
【主な原因】
•詳しい原因は不明。遺伝的な要因があると考えられている

◆リウマチ性多発筋痛症
ウイルスや細菌などの外敵から体を守る”免疫システム”に異常が発生する病気「膠原病」の一種
【主な症状・特徴・原因】
•首から肩、あるいは腰などに強い痛みと”こわばり”がある
•関節の痛み、全身のだるさ、体重減少、食欲低下、微熱など
•ほとんどは50代~60代以上の高齢者に発症する原因不明の病気

1-3.腰椎の細菌感染や腫瘍によるもの
◆化膿性脊椎炎
脊椎(背骨)に細菌が侵入して炎症を起こし膿(うみ)がたまる病気。
【主な症状・特徴】
•腰や背中の突然の激痛
•動かず安静にしていても痛み、患部をたたくと非常に痛む
•寒けがして熱が出ることも
【主な原因】
•病気などで生じた細菌や炎症が血管を通じて広がる
•疲れ、ストレス、病気などで免疫(抵抗力)が低下していると発症しやすい

◆脊椎カリエス(結核性脊椎炎)
結核の原因となる結核菌が脊椎に感染して炎症を起こす病気
【主な症状・特徴】
•腰や背中の中心に鈍い痛みやコリがあり、患部を押したり叩いた時にも痛む
•発熱、だるさ、疲れ、食欲不振、体重減少などのカゼのような症状が出ることも
【主な原因】
•過去に結核菌に感染したことのある人の体内に菌が残っていて、免疫(抵抗力)の低下によって再び活性化したり、周囲の結核患者から感染したりする

◆脊髄腫瘍・脊椎腫瘍
脊髄(中枢神経)や脊椎(背骨)やにできる、良性または悪性の腫瘍
【主な症状・特徴】
•腰や背中に鈍い痛みがしつこく長く続く
•動かず安静にしていても痛み、患部を押したり叩いた時にも痛む
•激痛、めまいや頭痛、手足のしびれやマヒ、排尿・排便障害などが見られることも
【主な原因】
•悪性腫瘍(がん)の場合、他の臓器からの転移がほとんど。

原因2.「神経の障害」
<腰周辺の神経について>
脳から腰に向かって伸びる中枢神経である「脊髄」は、腰のあたりで「馬尾神経」という細い神経の束になり、更に腰椎や仙骨の間を通って枝分かれしながら足先まで伸びていきます。この一部がお尻のあたりで合流して一本の太い神経となっているのが「坐骨神経」です。

お尻から足先に向かって伸びる坐骨神経は1mもの長さがあり、腰から太もも、足先まで広い範囲の知覚をつかさどっています。
椎間板ヘルニアなどによって腰の組織が変形し、坐骨神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすると、神経の支配する広い部位で強い痛みやしびれが生じます。
また、神経は痛みの信号だけでなく、感覚や運動の信号も伝達します。そのため脊髄や馬尾神経などの主要な神経が障害されると、痛みやしびれのほかに、マヒ、脱力感、感覚の鈍り、排尿障害などが起こることもあります(馬尾症状)。

神経痛の特徴
•皮膚の表面近くが痛む
•”チクチク”、”ピリピリ”といった痛み方をする。痛み方は個人差があり、衣服がスレた時に違和感を感じる程度だったり、アリが走るような感覚、針を刺すような鋭い痛み、かなりの激痛など様々です。

神経性の腰痛が見られる病気・障害

◆坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
腰から足先に向かって伸びる坐骨神経が圧迫を受けたり炎症を起こしたりするもの
【主な症状・特徴】
•下半身の強い痛みやしびれ(腰から足の裏までの広範囲に発生しうる)。動かず安静にしていても痛みやしびれがおさまらない
【主な原因】
•腰の病気や障害によって神経が刺激・圧迫される
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、腰椎分離症・すべり症、脊髄腫瘍など
•帯状疱疹、糖尿病、うつ病、リウマチ、アルコール依存症などが原因となることも

◆帯状疱疹(たいじょうほうしん)
過去に水ぼうそうを起こしたウイルスが体内で再び活性化するもの
【主な症状・特徴】
•下半身に神経痛のようなピリピリとした痛み、時には激しい痛みを感じる。悪化すると高熱が出ることもある
•痛む箇所に赤い腫れや小さな水ぶくれが”帯状に連なって”できる
【主な原因】
•体内に残る水痘ウイルスが、加齢や過労などで免疫(抵抗力)が低下した時に再び活性化する

少し難しいワードが多く、訳が分からなくなっている方も多いかもしれませんが、
日常生活の姿勢や、身体にあるわずかな歪みを整えるだけで改善する症状も多くあります。

次回は腰痛の原因になる可能性がある「3.ストレスや鬱などの心理的な要因」「4.内臓の病気」
についてです。


交通事故増えていますね

2018-08-29 [記事URL]

こんばんは、レリーフ整骨院の佐々木です。
お盆休みで青森に帰省途中に交通事故をよくみかけました。

知人からの交通事故の相談を受ける機会が増えてきたので、今回は交通事故の後遺症について簡単に説明します。

交通事故の後遺症として高い確率で発生する代表的な症状がむちうち症で、正式な傷病名は一般的に頚部外傷性症候群といいます。
交通事故による大きな衝撃を受けたことで起こる原因不明の不定愁訴の症状をまとめて呼んでいます。
具体的にどのような症状がみられるのかというと、首を曲げたり回したりすると痛い、動かさなくても重い痛みがあるといった肩こり・首や肩の痛みがあります。
この症状は70~80%を占めると言われている頸椎捻挫で起こるものです。
首を通っている交感神経がダメージを受けたことで起きるバレリュー症候群も症状のひとつで、めまいや耳鳴りが起こります。
ずっと頭が重い、疲れた時に頭が痛む、気候や気圧の変動によって頭が痛む、頭の片側だけが脈拍に合わせて痛むといった様々な症状を引き起こす頭痛も症状のひとつです。
こうした頭痛は、頸椎捻挫・バレリュー症候群・神経根症状で起こる可能性があります。

その他には、頸椎の神経が圧迫されたり脳の血行が悪くなったりすることで起こる症状として、顔が痛い・表情が動かしにくいというのがあります。
また、お腹が空いているはずなのに食欲が出ない、胃がムカムカする、食後に胃がもたれる、吐き気がするなどといった食欲不振や消化不良も起こることがあるのです。
神経根が傷つくことで手足がだるい、手足がしびれるといった症状が起こりますが、すべてに症状が起こるのではなく、右手だけ、左足だけといった一部だけに見られます。
それから脊髄症状型になると、しびれだけではなくて歩行障害に至ることもあって、治療に時間のかかることも少なくないのです。
こうした症状はあくまで代表的なもので、これ以外にもむちうちには様々な症状が現れるのです。

治療法としてまず大切なことは、安静にする・患部を冷やすといった2つで、冷やすことにより早く炎症が治まります。
ただ、シップ薬には炎症を抑える成分が入っていますが、患部を冷やしているわけではないので、氷や保冷剤を使用してきちんと冷やすようにすることが大事です。
炎症が治まったら首を安静にしていたことで筋肉や靱帯の柔軟性が失われてしまったり、自由に動かなくなったりしているので、それを元通りにするために温熱療法やマッサージなどを行います。
しかし、一般的にレントゲンやMRIで異常が発見できないことから、整形外科などでは親身に治療をしてくれることは少ないです。
その為、捻挫の治療を得意とする整骨院で治療することも考えてみると良いです。
また、衝撃を受けたのが首だからといって首だけを治療すれば良いというわけでもなく、傷を受ければ患部をかばおうとして他の部分の筋肉や靱帯に負担がかかっていることも考えられます。
その為、全身のバランスを見ながら治療をする必要もあるので、その点を考慮しても整骨院で治療するのがおすすめです。

医療機関を受診して診断書を発行してもらうと、整骨院でも交通事故治療を自動車損害賠償責任保険扱いで治療が受けられます。
治療費を心配することなく治療ができるので、整骨院での治療を併用し、症状を残さないようにすることも大変重要になります。


立ち上がる時に膝が痛くなる原因

2018-08-24 [記事URL]

立ち上がる時に膝が痛くなる原因

立ち上がるときに膝が痛む人は非常に多いです。
まず、膝の痛みは・・・
病院へ行くとほとんど変形性膝関節症と診断されてしまう。

しかし本当の原因は?

立ち上がる時の膝の痛みは、
①お皿の動きが悪くなっている。
②鵞足3筋と呼ばれる内ももの筋肉にトラブルが出ている。
③太ももの筋肉の過緊張。
④股関節が上手く使えていない。
⑤歩行の仕方が良くない。

以上に当てはまっている方が非常に多いです。
しっかりとした診断をしてもらうことが大変重要になってきます。

高齢になると特に膝にトラブルを抱える方は多くなります。
痛いからずっと安静にする。
痛いけど無理して動かしている。
なんてことを行っているとどんどんひどくなってしまう可能性が非常に高いです。

膝に痛みを抱えている人はたくさんいます。
特に立ち上がる時の膝の痛みを訴える人は多いように思います。
少しでも何か悩みを抱えているようなら早期の治療を強くお勧めします。


お盆期間の診療のお知らせ

2018-08-06 [記事URL]

レリーフ整骨院の佐々木です。

お盆期間の休診日のお知らせですが、
8月11日(土)~8月15日(水)を休診日とさせていただきます。
8月16日(木)から通常診療となります。

暑さ厳しき折、ご自愛なさいますよう、お祈り申し上げます。

また、お盆明けは夏場の疲れが特に感じやすい時期になりますので、皆様くれぐれも無理はしすぎないようにしましょう。

肩こり/腰痛/四十肩/五十肩/ぎっくり腰/ヘルニア/神経痛/成長痛/肩甲骨/股関節/膝/背中/背骨/足首/二の腕/筋肉/血流/美容/交通事故/捻挫/打撲/鍼/鍼灸


よく聞く『椎間板ヘルニア』とは??

2018-07-31 [記事URL]

こんにちは、レリーフ整骨院の佐々木です。

早速ですが、椎間板ヘルニアとはなにか?

聞いたことはあるけどよくわからない方も割と多いと思います。

椎間板ヘルニアとは・・・?

骨と骨の間にある椎間板が身体の動きの負荷に耐えられず、飛び出てしまったもののことを言います。

ちなみに20歳代で約30%に、高齢者の80%以上に椎間板の異常がみられるようです。

腰椎椎間板ヘルニアになってしまう原因とは?

主な原因
①体重の増加
②腰への過度の負担
③運動不足
④背骨の歪み

腰椎椎間板ヘルニアの主な3つの症状

腰痛

足への痛み・シビレ

腰痛+足への痛み・シビレ

ヘルニアはなくなるのか?

椎間板ヘルニアは自然縮小する場合も多いです。

腰椎椎間板ヘルニアを治す方法

1.痛みが強い時は安静にする!
2.痛みが減ってきたら体操を行う!

安静に保つためにはコルセットを使う
腰痛にしても、足の痛みやシビレにしても、痛みや違和感の出始めは安静が大事です。
最初の1週間はコルセットなどで固定し、安静に保つ必要があります。
その為、コルセットの選び方を知っておくと良いです。

痛みが減ってきたら体操を行うのが望ましい。
腰の関節が固まり、腹部の筋力も低下するため、長期間のコルセットの固定は良くないです。
その為コルセットによる固定をしたら、体操で腰回り・股関節周りを動かすことが非常に大事。
体操に関しては当院でも指導を行っているので参考にしてください。

まとめ

・腰椎椎間板ヘルニアは若い人に多い。
・飛び出した椎間板は時間とともに消えて行く場合もある。
・デスクワークなどの身体を動かさない仕事は腰椎椎間板ヘルニアになるリスクが高い。
・痛みや違和感・シビレが強い最初の時期はコルセットでの安静・固定が大事。
・痛みが引いてきたら腰や股関節の体操を行おう!

日本国民の殆どが経験する腰痛。
特に腰椎椎間板ヘルニアは最も名前が知られている有名な疾患です。
腰の痛みや足の痛み、シビレで悩まされる方が多いです。

しかし、諦めないで欲しい。
正しい手順さえ踏めば、症状は改善する!

しっかりとお身体のケアを行っていこう!


四十肩・五十肩とよく似た症状とは?

2018-07-09 [記事URL]

こんにちは、レリーフ整骨院の佐々木です。
前回は上腕二頭筋長頭腱炎のお話をさせていただきました。
40歳~50歳の方で肩の痛みがある場合、すぐに四十肩・五十肩と思ってしまいがちです。
しかし、実は四十肩・五十肩と症状が似ている疾患、上腕二頭筋長頭腱炎・腱板断裂・石灰性腱炎という場合も多いです。
今回は、腱板断裂・石灰性腱炎について解説していきます。

肩に激しい痛みが生じることから、四十肩・五十肩と間違えられることもある腱板断裂・石灰性腱炎。しかし治療法は四十肩・五十肩と異なります。

腱板断裂と四十肩・五十肩はどちらも腕を上下させる際に痛みが出て、痛みのために睡眠を妨げられる場合が多いです。
相違点は、腱板断裂の場合は、腕を上げる際、肩と水平に腕を上げるまでは痛み続けますが、それ以上高く上げると腕や肩はそれほど痛みが出ない場合が多いです。

腱板とは肩甲骨と腕の骨の間にあり、双方をつないでいます。
その腱板が何かしらの衝撃により切れてしまうのが腱板断裂です。
肩の痛みで病院に行った場合、レントンゲン撮影を行い、骨に異常が確認されなければそのまま異常なしとされ、筋肉までは調べられないことが多いです。そのため、腱板断裂は見逃されてしまうことが多いようです。

自分で腕を上げることはできなくても人に腕を上げてもらうと腕が上がる場合は、四十肩・五十肩ではなく腱板断裂と考えられます。四十肩・五十肩の場合、腕を上げようとすると固まってしまい、上がらないことがほとんどです。

外傷を負うような原因がなくても、腱板断裂を起こす場合もあります。

切れてしまった腱板は自然治癒することは少なく、そのままにしておくと、肩を動かすのが困難になることもあります。
腱板は年をとるごとに柔軟性を失ってしまい、若いときよりも切れやすくなります。また直接的な原因としては、重い荷物を持ったとき、転んだり事故にあったりして肩を強打したとき、スポーツや仕事などで肩を酷使したことがきっかけで切れてしまうことが多いようです。高齢の方の場合、日常生活の中で切れてしまうこともあります。

治療方法は、部分的な断裂で軽度の場合は、負担がかからないような肢位で固定し、無理がかからない程度に腱板筋力訓練を行います。この訓練は柔軟性を高め、腱が切れてしまうことを防ぐためのものです。

手術が必要となるのは、腱がすべて完全に切れてしまった場合です。手術では切れた腱を骨に縫い付けます。負担の少ない内視鏡で手術も可能です。

 

 

石灰性腱炎は夜間突然、急激に肩の痛みを感じることから始まるケースが多いです。肩の痛みという点では同じですが、四十肩・五十肩の慢性的な痛みとは異なります。 特に40歳~50歳までの女性に多いです。
四十肩・五十肩と思い間違った治療に通い続ける方が多いようです。
石灰性腱炎も40歳〜50歳にかけて発症しやすいため、肩の痛みだから四十肩・五十肩だと勘違いしやすいのも特徴です。

石灰性腱炎は、肩の腱板内に石灰の結晶ができる疾患です。できたばかりの石炭は液体なのですが、段々と固まって練り状になった後、石のように固くなってしまいます。さらに時間が経って大きくなっていくことで、腱板を破って滑液包内へと出ていき、肩に強烈な激痛を与えます。

石灰性腱炎は腱板内に石炭が溜まってしまうことによって起こる疾患ですが、なぜ石炭が溜まってしまうのかは、はっきりした原因は未だにわかっていません。
女性に多いことから可能性の1つとしては体質的なもの、それから運動のしすぎという可能性も考えられるそうです。
急性型以外の亜急性型、慢性型では、石灰が硬くなってしまいそのまま残ることで、時々痛みが再発してしまうことも。その痛みで運動が困難になってしまう場合には手術を行うこともあるようです。

腱板断裂・石灰性腱炎は四十肩・五十肩だと勘違いしていると、正しい治療を受けられず痛みが長く続いてしまうことがあります。現在肩の痛みがあって、症状が長い間続いている方は、ご相談をお待ちしております。


ひょっとして五十肩?上腕二頭筋長頭腱炎について

2018-07-05 [記事URL]

こんにちは。レリーフ整骨院の佐々木です。

 

「腕が上がらなくて日常生活が辛いです。これってひょっとして五十肩ですか?」

なんて質問を初診の患者様から受ける事が多くあります。

 

腕が上がりづらくなる症状は、確かに五十肩の方に多いのですが、

その中でも上腕二頭筋長頭腱炎と言われる症状の方も多くいます。

 

上腕ニ頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)とは、腕の骨と力こぶの上腕二頭筋の腱がぶつかって痛みだす症状です。
肘を曲げたり、後ろに手を伸ばしたりすることで、腕の骨と上腕二頭筋の腱がぶつかり、肩の前側に痛みを感じます。

痛みの重症度合により、夜寝る前の痛みが強く出たり、軽く触れただけで痛みがでるようにもなります。

人により痛み方が違いますが、上腕二頭筋長頭腱炎の痛み方はおもに5つのパターンがあります。

①つ目は、肩の前に痛みがでるパターンです。一番多い症状で、動いたときや力を入れた時のみ痛みが出るのが特徴です。

②つ目は、肩から力こぶ全体が痛くなるパターンです。痛みを感じた当初は肩の前側だったのが徐々に広がり、力こぶまで鈍痛、引きつりを感じるようになります。①の悪化した状態です。動いたときのみ痛みを感じやすく、家事仕事やスポーツを頻繁にやっていて、肩から腕に負担をかけている方に多いです。

③つ目は、肩の前から手首まで痛むパターンです。その場合、他の症状も一緒に出ている可能性が高く、そちらの治療も必要です。

④つ目は上腕二頭筋の長頭炎と短頭炎がいっしょに発症した状態です。ハードな筋力トレーニングを積極的にやっている方に多いです。整形外科で治療を続けても治らず、長頭炎が悪化することで短頭も固くなり、症状が出てきます。

⑤つ目は、肩の前側だけでなく、後ろ側も痛むパターンです。肩の可動できる範囲が少なく、痛みも非常に強いです。五十肩と混同されることも多く、詳しく診る必要があります。

 

上腕二頭筋長頭腱炎はなにが原因なのか見きわめることが大事です。当院には、休んでも治らない肩の痛み、ペインクリニックで注射を受けても治らない上腕二頭筋長頭腱炎の患者さまが非常に多く来院されます。慢性化している場合は痛みが広範囲に出ていることが多く、治療ポイントも変わってきます。

上記のような症状でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。


良くいただく質問 整骨院 交通事故 併院 他

2018-06-26 [記事URL]

 

Q:事故で怪我したけど整骨院でみてもらえる?
A:はい。状況によっては整形外科との併院を勧める場合もあります。

 

Q:飲み薬(鎮痛剤)は出してもらえるの?
A:申し訳ないのですが、薬は処方できません。

 

Q:以前くじいた足首が時々痛むんですが診てもらえますか?
A:はい、診せて下さい。なぜ痛みが取れてないか根本原因を探り、把握して、ちゃんとした治療プログラムを立ててゆきますので安心して下さい。
特に足首をくじいて放置しておくと関節がゆるみ、筋力が低下し、外傷性の扁平足(べた足)の傾向になっているケースが多いです。

 

Q:どんな患者さんが多いですか?
A:幅広い年代の方が来院されます。スポーツ選手がやや多いです。

特に腰の痛みや、足の痛みの方が6~8割と多いです。

 

Q:1回の診療時間はどれくらいですか?
A:初診では問診や評価(診断)があるので多少時間が掛かりますが、大体50~60分ぐらいです。2回目以降は、15~30分ぐらいです。

 

Q:労働災害保険でやってもらえますか?
A:はい、大丈夫です。
手続きのやり方もお尋ね下さい。

 

Q:バレーボールをしてますが、ケガの予防の為にテーピングをしてもらえますか?
A:はい。(テーピングには、目的により保護用・予防用・治療用等 数種類の方法があります)目的にあったテーピングをしたのち、基本的にケガの予防となるとストレッチや準備運動が主体となるので、その指導となる事もあります。

 

Q:注射はしてもらえますか?
A:申し訳ありません、注射はできません。

 

Q:怖いイメージがあって行きづらいのですが?
A:なるほど・・・
当院ではやさしく手当てしております。不安があればいつでもお話しください。

 

Q:五十肩と診断されましたが治りますか?
A:いわゆる50肩といってもいろんな種類があり、2~3ヶ月で治るものと治りにくいものがあります。一度診させて頂いて、しっかり検査・治療をしましょう

 

Q:現在、整形外科(もしくは接骨院)へ通院中なんですが、どんな状態か説明もなく心配なんですが・・・
A:一度、そこの先生によく相談して下さい、それでもダメな時は、一度、当院へ来院して頂ければ、よく分かるように説明しましょう。

 

Q:柔道整復師になりたいんですが?
A:私の卒業した学校でよろしければ紹介させていただきます。


休診日のお知らせ

2018-06-16 [記事URL]

2018年6月18日月曜日は、勉強会の為休診とさせていただきます。

6月19日より通常営業となりますので、よろしくお願い致します。


柴田町でバイクで事故に遭われた40代の男性が来院されました。

2018-06-11 [記事URL]

こんにちは

レリーフ整骨院の佐々木です。

先日、バイクで交通事故に遭われた40代の男性が来院されました。

話を聞いてみると、1ヶ月ほど前に、自動車同士大きな事故にあい、治療中にバイクで走行していると飛び出してきた車に衝突しケガをしたと当院に来院されました。

体の状態を見てみると地面と車に挟まれて膝を痛め、強い炎症が出ていました。

現在は状態を細かく確認しながら、経過に合わせた治療を行っています。

 

交通事故のケガは事故に遭った日に痛みが出ないことも少なくはなくて、一見問題が無さそうでも、数日後に症状が出ることがよくあります。

症状が軽いと思い込んでしまい何も治療をせず、そのまま日常生活を送り症状を悪化させてしまうことも多くあります。

事故後の症状が出てきても日が経ちすぎると事故との因果関係がないと判断されると自費で治療を受けなければならなくなる可能性が高いです。

事故後は適正な検査・治療を早めに受けて早期の回復に努め、後遺症を残さないように心がけて下さい。


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